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つむぎうた

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個展「フタリゴト」
無事に終了しました。
台風の中たくさんの方に
足を運んでいただき
感謝の言葉も言い尽くせません。
本当にありがとうございました。
*
5日間で50人の方に見ていただけました。
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住所の分かる方には
お礼状として今回も
展示した作品の中から
1枚2Lサイズのプリントを
送らせていただきます。
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現在ガシガシプリント中です!
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またフォトブックも
たくさんご注文いただき
ありがとうございます。
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出来るだけ早急に
発注をかけたいと思います。
もうしばらくお待ちくださいませ。
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今回の展示では
たくさんの方から
「優しくなった」と言われました。
より心象的で
よりニュートラルだという
ご意見が多かったです。
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自分の中では
前回の個展で
自分の中のしんどい部分を
赤裸々に展示し、
そこで一旦完成させたことにより
その延長線になるような
展示は出来ないと思っていました。
生死観への強い執着からも解放され
次にどういう展示をするのか
明確なイメージもないまま
個展することが決まり
どこへ向かおうか
歩き探していた1年半でした。
*
展示をする意味も見出せないまま、
この個展が終わったら
もう本当にこれを機に
展示することはやめようかと考え出しました。
*
思い悩む中で
写真から離れてみようと
違う表現方法を探したりもしました。
小説を書いてみたり
サンキャッチャー作りを始めたり。。
*
その体験は随分私を助けてくれました。
もう一度セレクトを
自分で考え直してみようと
いう気持ちにもなれました
*
それでもやっぱり
展示する意義を見出せず遂にやめようと決意もしました。
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その流れの中で
来年に向けての
2人展やグループ展の
展示のお話が
個展直前に舞い込んだのです
*
今までは自分を見せつけるだけの
展示をして来ましたが
もっと創造してみたいと
思うようになりました。
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1本の映画を作るように
1枚の音楽アルバムを作るように
写真を撮ってみたい、
展示を作り上げてみたい、と。
*
そしてもう一度
新たな気持ちで
写真と向き合ってみようという
気持ちになりました。
*
今回の個展は結果的には
「歩き探した中で出会ったものと
向き合い続けた期間だった」
という展示になったのですが

これは個展開催直前に
壁にかかった状態、
完成した状態を見たときに
やっと見えた答えでした。
*
あの猛烈な台風の日、
もし次の生き先が
見えていないまま
あの搬入を迎えていたら
キャプを直前で変えることもなく
本当に最後の展示にしていたと思います。
きっと全く違う展示に
なっていたと思います。
*
5日間、この1年半の
思い出を清々しい気持ちで
振り返っていました。
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そういったものが
伝わったかどうかは
分からないですが
たくさんの方から
いいですね、という言葉をいただきました。
次はもっと頑張りたい
そう思いました。
*
これからどんなものを撮るのか
全く未知ですが
今日からまたスタートです。
まっさらな気持ちで
次へ前進します。
*
見に来てくださって
本当にありがとうございました。